今回は、FPSゲーマーにはすでに必須アイテムの高リフレッシュレートゲーミングモニター
現世界最速最強のリフレッシュレートオーバークロック時280hz、高リフレッシュレートにもかかわらずFAST IPS液晶採用のVG279QMを紹介します。
PCでFPSゲームをプレイしているあなた、現状コスパ最強周波数帯の144hzモニターでプレイしていて、さらなる高みを目指すべくグレードアップをしたいあなたの参考になれば幸いです。
現状ハイスペックPCをすでに保有、または、これから導入予定のFPSゲーマーのあなたならこの
VG279QMも大いに選択に入るのではないでしょうか?
VG279QMのスペック
表示機能 | パネルサイズ・27型ワイド パネル種類・IPS 最大解像度・1920×1080ドット 画素ピッチ・0.311mm 最大輝度・400cd/㎡ 表面仕様・ノングレア コントラスト比・1000:1 視野角・水平178°、垂直178° 応答速度1ms 最大表示色・約1677万色 フリッカーフリー技術搭載 HDR【High Dynamic Range】:対応【HDR-10】 リフレッシュレート【最大】:280hz【オーバークロック時】 |
搭載技術/機能 | Trace Freeテクノロジー GamePlus機能【Aimポインター/タイマー/FPSカウンター/ディスプレイ整列/Sniper】 HDCP・対応 ブルーライト軽減機能 VividPixelテクノロジー GameVisual技術・7モード【Scenery/Racing/Cinema/RTS/RPG/FPS/sRGB/MOBA Mode】 Adaptive-Sync・対応 G-Sync compatible GameFast入力技術 Shadow Boost ELMB SYNC |
オーディオ関連 | ステレオスピーカー【2w+2w】 |
入力端子 | 映像入力端子・HDMI2.0×2、DisplayPort1.2 ヘッドフォン出力端子・3.5mmステレオミニジャック |
走査周波数 | デジタル・DisplayPort・水平255~255kh/垂直48~280hz HDMI・水平30~255khz/垂直48~240hz |
消費電力 | 使用時26w以下 スタンバイ時・0.5w以下 |
本体調整範囲 | 上下角度調整【チルト】上33°~下5° 左右角度調整【スウィーベル】・左+90°~右-90° 縦回転【ピボット】・左+90°~右-90° 高さ調整0mm~130mm 対応VESA企画・100mm×100mm |
セキュリティ | ケンジントンセキュリティースロット |
サイズ | 本体サイズ【スタンド含み】幅620mm×奥行き211mm×高さ【377~507】mm |
質量 | 約5.6kg |
付属品 | DisplyaPortケーブル HDMIケーブル ACアダプター 電源ケーブル 保証書 |
VG279QMの優れている機能
VG279QMの数ある機能のうち、僕が特に優れていると思った機能、性能を紹介していきます。
280hzの超高リフレッシュレート
VG279QM高リフレッシュゲーミングモニターの優れている点は、
やはりなんといっても超高速、世界最速のリフレッシュレートの280hzという世界最速のリフレッシュレートです。
今までの、コスパ最強リフレッシュレート帯の144hzの2倍の280hzの超高速のリフレッシュレートです。
この超高速リフレッシュレートの280hzはオーバークロックにより達成した数値です。
つまり、本来240hz駆動する製品を、オーバークロックすることにより、
280hzで駆動させるようにした製品。
高リフレッシュレートを購入したらかならずやらなければならない設定
オーバークロックとは定格【240hz】を上回る周波数【リフレッシュレート】で駆動させること!!
オーバークロックと言われれば製品こわれないかなど心配になるかと思いますが、ASUSが自社で検証して、保証上での動作させているので、安心!!!
ASUS FAST IPS液晶
ゲーミングモニターでは応答速度が弱点であるIPS液晶よりも視野角や色再現などが劣っても応答速度を重視したTNパネルが主流でしたが、
ASUS Fast IPSディスプレイは従来のIPSパネルよりも技術向上により高速応答を実現した。
そのため、視野角や、色再現を犠牲にすることなく応答速度【GtoG 1ms】の重要なFPSゲームなどのためにVG279QMにIPS【ASUS Fast IPS】が採用された。
パネル種類 | 応答速度 | 色再現、視野角 |
TNパネル | ○ | △ |
IPSパネル | △ | ○ |
ASUS Fast IPS | ○ | ○ |
EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC
ELMB SYNCを利用することで、ELMB【残像感を低減する機能】とAdaptive-syncを同時に利用できる。
ELMB機能とは画像の一コマ一コマの間に黒画像を挿入して残像感を低減する機能。
他社の240hz帯のゲーミングモニターにはこの黒挿入による残像感低減機能がないモニターも結構有る。
有名所のモニターではBenQの黒挿入による残像感低減機能DyAC技術がその機能。
ASUSのELMB機能と同じ様な機能が、BenQのDyAc機能
僕はVG258QR 165hzのモニターを使用しているのですが、VG258QRはELMB機能はあります。
僕もFPSゲームをする時はELMB機能をオンにしてプレイしますし、実際に残像感低減効果を感じます。
しかしAdaptive-syncを同時に利用はできません。
このVG279QMは同時利用ができるので、
Adaptive-syncを使用したい人には助かる進歩ではないでしょうか。
DisplayHDR 400準拠のハイダイナミックレンジ【HDR】
HDRが従来のモニターよりも更に広色・高コントラストに。
最も明るい白と最も位黒のコントラストが精巧な画像を映し出します。
High Dynamic Rangeの略で、より明るさの幅をより広く自然に表現できる技術
DYNAMIC SHADOW BOOST【ダイナミックシャドーブースト】
画面の暗い所をはっきり富みやすく映し出す技術。
他の所は明るさをしっかりと最適化することで、画面全体の視覚を向上させる技術。
暗い場所に隠れている敵や、見にくい敵を見やすく、見つけやすくします。
DYNAMIC SHADOW BOOST【ダイナミックシャドーブースト】機能も僕が使用しているVG258QRには搭載されていない機能です。FPSなどをプレイしていて、やはり暗い所にいる敵は見ずらいので、この機能も有ることによって非常に打ち合いには有利になると思います。
このDYNAMIC SHADOW BOOST【ダイナミックシャドーブースト】機能も他のモニターにはない場合が多々有るようです。
BenQの暗所を見えやすくするBlack eQualizerや
I-O DATAギガクリスタのNight Clear Visionと同じ様な機能
Game Visual
ゲームタイトルや、普段使用に合わせて、7つプリセットされている表示モードが用意されている。
- Racing 動きの速いゲームの遅延を最小にするモード
- MOBA 対戦相手のヘルス/マナバーを強調することでユーザーの状況への対応力を向上
- Cinema コントラストと彩度を高めにして鮮やかな表示、映画などを楽しむのに最適
- RTS/RPG コントラストとシャープネスを高め、RTSやRPGに最適
- FPS コントラストを高め、暗い場所での視認性を高める、FPSゲームなどに最適
- sRGB もとの画像に忠実な表示、写真はCGなどの表示に最適
- Scenery 写真や風景などの表示に最適
上記の7種類がプリセットされているので自分でプレイするゲームや用途に応じて変更してみると良いでしょう。各設定で明暗や、色彩が違います。
様々な角度に調整ができる
高さ 0~130mm
左右 +90°~-90°
ピボット +90°~-90°
前後 +30°~-5°
もちろんVESAマウントにも対応しており壁にかけて固定や、モニターアームも使用できます。
モニターアーム取り付けはもちろんできますが、モニターアームがなくても、マルチに角度調整などができるため、いずれサブモニターとして使用する時が来ても、様々な角度で使用できるので地味に助かりますよね。
目に優しい技術
ゲームを長時間プレイしていると少なからず目も酷使することになるので目に優しい機能も搭載されています。少しでも目に優しいほうが良いですよね。
チラツキをなくすフリッカーフリー
液晶ディスプレイのLEDバックライトは目に見えない速さで明減を行っています。
それがフリッカー【チラツキ】です。そのフリッカーが目に負担をかけて眼精疲労の原因になると言われているので、VG279QMはフリッカーを発生しないようににLEDバックライトの制御にDirect-Current方式を採用しています。
ブルーライト軽減
最近スマホやメガネなどでも搭載されてきた、ブルーライト軽減機能です。
ブルーライト軽減機能も、目の疲れや肩こりの原因と言われているブルーライトを大幅に抑えることができます。
Game Plus
ゲーム用の便利機能としてGame Plus機能を搭載しています。
どんな機能かといいますと以下の画像の様に画面に十字のマークを表示させたり、タイマーや、FPSカウンターを表示させたりできる機能です。
この手の機能はハードウェアーチートと呼ばれたりすることがありますし、僕も使用しているVG258QRに搭載されているので一度使用してみたことが有るのですが、まぁぶっちゃけ邪魔でした。
FPSカウンターもNVIDIAのアプリケーションで表示させていますし、タイマーも置き時計でなんとかなっています。
この機能に関しては詳しいことは割愛しますが、
気になったら試しに使用してみるのもいいと思います。
VG279QMについてのまとめ
このモニターについて、思ったことは、とにかくVG279QMゲーミングモニターの売りはやはりこの最速の高速リフレッシュレートの280hzでしょう。
高リフレッシュレートモニターを購入するにあたっての最大の理由は、やはり高リフレッシュレートへのアップグレードだと思います。
その他の機能は付加価値としての補助的な役割になると思いますが、どうせ高価格帯のハイスペックモニターを購入するのなら、機能も無いものはないんじゃないかというくらい全部入りレベルで充実して、性能も最高スペック【280hz】のASUSという信頼のおけるブランド。
僕はASUS製のモニターを2台使用していますが、1台目は、7~8年使用していてもまだまったく不具合がありませんし、2台ともドット抜けもなしです。
信頼のブランド、性能、機能、総評してVG279QMが非常におすすめできると思いました。
弱点としては価格が高い・・・と言いたい所ですが、同スペック帯のモニターと同等、いやっむしろ割安位ですのでこの性能を考えると決して高い価格では無いと思います。
現状主流がまだ144hz,ハイスペック高リフレッシュレートモニターといえば240hzですが、
280hzのVG279QMの存在は本当にデカイと思います。
高リフレッシュレートモニターで良く言われているのが、60hzモニターを使用していた人が120hz以上の高リフレッシュレートモニターに変更するとものすごく感動するが、120hzモニターからそれ以上はさほどの差は感じられない、感動がないとレビューなどでよく聞きます。
実際の所、僕も165hzのVG258QRを使用していますが、
60hzから165hzに変更したときは本当にすごく変わったし、
高リフレッシュレートへのアップグレードの恩恵が本当にデカかったです。
しかし補足として、自分のPCがどのくらいFPS【フレームレート】がでているのか知らないとせっかく高リフレッシュレートモニターを購入しても能力を活かしきれません。
宝の持ち腐れになってしまいますので、FPSカウンターを表示させて自分のPCがゲームのプレイ中に何の位のFPS数値が出ているのかを確認してみてから高リフレッシュレートモニターを購入するのも手だと思います。
ただ、240hzやそれ以上にアップグレードしてもさほど感動がないといっても違いはわかると思いますし、優位性は間違いなく上がると思うので、
現状ハイスペックPCでフレームレートも280FPS以上でているつよつよPCをもっているあなたならこのモニターを買う価値は十分あると思います。
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